長期で借りていた場合は要注目
2010年6月18日に利息制限法が完全施行され、貸金業者は利息制限法に基づいた利息でしか利用者に貸金を行うことができなくなりました。その上今まで過払い金として利用者に支払わせていた金額に対しても過払い利息というものがつくことになりました。
過払い利息とはなんでしょうか?それは貸金業者にお金を借りて返済を続けていたAさんが利息制限法に応じて過払いとなっていた部分のお金に対して利息をつけて貸金業者から回収する、というものです。過払い利息は、過払い金が発生した翌日から年5%と決められています。
過払い利息が発生する、ということは、特に長期で貸金業者からお金を借りていた人にはとても有利になります。5年、10年と支払いを続けてきた人は過払い金を支払っていた可能性が高く、その金額に応じて過払い利息が発生するので自分が払いすぎていたお金以上の金額が戻ってくることになるのです。
過払い金が発生した場合、まだ借入金の残高が残っていると順番として過払い金を過払い利息に対して相殺することになります。借りた元金を残した上で過払い利息を清算することによって元金の減り方が少なくなり、結果過払い金を多く回収することができるようになります。
過払い金と過払い利息を計算して請求することは、多くの貸金業者にとって大変なダメージとなります。特に銀行系列に入っていない独立した貸金業者にとってはその過払い金と過払い利息を支払うことに対して抵抗するところが多いようです。
現在、貸金業界は過払い金と過払い利息にかなりの負担を感じているようです。借金を棒引きにする代わりに過払い金と過払い利息を請求しないようにという書類を一方的に送りつけてくる貸金業者も現れています。心当たりがある方はまず司法書士などに相談するほうがいいでしょう。
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